ハイエースがボロボロでも高価買取りできる下取り業者とは?

1.ボロボロのハイエースの下取り価格はいくらになるのか?

1-1. ボロボロのハイエースの下取り価格を左右する要素は?

ボロボロになったハイエースの下取り価格を左右する要素について、以下のような要素によって大きく変動します。

  • 年式
  • 走行距離
  • グレード
  • 車体色
  • 車検残
  • 故障・事故歴
  • カスタム状況
  • 需要・市場動向

それぞれの要素について、具体的に見ていきましょう。

年式

年式は、クルマの下取り価格に大きな影響を与える要素の一つです。

一般的に、年式が新しいほど下取り価格は高くなります。

しかし、ハイエースの場合は、年式だけでは判断できません。

ハイエースは、2004年から2020年まで16年間フルモデルチェンジをしていなかったため、200系と呼ばれる同じ型式のクルマが長期間販売されていました。

そのため、ボロボロでも200系のハイエースでは、年式が古くても下取り価格が高い場合があります。

また、海外での需要も考慮する必要があります。

ハイエースは、アフリカや東南アジアなどの途上国や新興国で人気が高く、日本から輸出されています。

しかし、各国によって輸入規制があります。 例えば、タンザニアでは10年以内、アメリカでは25年以上という年式規制があります。

そのため、これらの国に輸出する場合は、ボロボロでも年式によって需要や価格が大きく変わります。

走行距離

走行距離も、クルマの下取り価格に大きな影響を与える要素の一つです。

一般的に、走行距離が少ないほど下取り価格は高くなります。

しかし、ボロボロのハイエースの場合は、走行距離だけでは判断できません。

ハイエースは、その耐久性や機能性から、事業用として使われることが多く、走行距離が多くなる傾向があります。

そのため、ボロボロでも走行距離が多くても下取り価格が高い場合があります。

また、海外での需要も考慮する必要があります。

ハイエースは、日本から輸出された後も現地で長く使われることが多く、走行距離が多くなっても問題なく動くことが求められます。

そのため、ボロボロで走行距離が多くても、エンジンやトランスミッションなどの重要な部品が正常に動く場合は、需要や価格が高くなります。

グレード

ハイエースのグレードは、ボロボロでもクルマの下取り価格に影響を与える要素の一つです。

一般的に、グレードが高いほどボロボロでも下取り価格は高くなります。

しかし、ハイエースの場合は、グレードだけでは判断できません。

ハイエースは、バンとワゴンの2種類のボディタイプがあります。

バンは、荷物や人員の輸送に適した商用車で、グレードはDXとGLがあります。 ワゴンは、乗用車として使われることが多く、グレードはスーパーGLとグランドキャビンがあります。

バンとワゴンでは、用途や需要が異なります。

バンは、事業用として使われることが多く、国内外で高い需要があります。

ワゴンは、自家用として使われることが多く、国内での需要が高いです。 そのため、バンとワゴンでは、グレードによってボロボロでも下取り価格が大きく変わります。

例えば、200系のハイエースでは、バンのDXよりもGLの方がグレードが高いですが、下取り価格はDXの方がボロボロでも高い場合があります。

これは、DXの方が海外での需要が高いためです。

また、ワゴンのスーパーGLよりもグランドキャビンの方がグレードが高いですが、下取り価格はスーパーGLの方がボロボロでも高い場合があります。

これは、スーパーGLの方が国内での需要が高いためです。

車体色

車体色も、ボロボロのハイエースの下取り価格に影響を与える要素の一つです。

一般的に、車体色は好みや流行に左右されるため、下取り価格に大きな差はありません。

しかし、ハイエースの場合は、車体色によってボロボロでも下取り価格が変わる場合があります。

ハイエースは、バンとワゴンでは車体色の種類や人気度が異なります。

バンでは、白や黒などの無地色やシルバーなどのメタリック色が多く見られます。

ワゴンでは、白や黒などの無地色やシルバーなどのメタリック色に加えて、赤や青などのカラフルな色も見られます。

バンとワゴンでは、車体色によって需要や市場動向も異なります。

バンでは、白や黒などの無地色やシルバーなどのメタリック色は国内外で人気があります。

ワゴンでは、白や黒などの無地色やシルバーなどのメタリック色は国内で人気がありますが、赤や青などのカラフルな色は国内で人気が低いです。

そのため、ハイエースでは、車体色によってボロボロでもこのように下取り価格に差が出る場合があります。

例えば、200系のハイエースでは、バンでは白や黒などの無地色が下取り価格が高い場合があります。

これは、白や黒などの無地色は海外での需要が高く、輸出されやすいためです。

一方、ワゴンでは白や黒などの無地色よりも赤や青などのカラフルな色が下取り価格が高い場合があります。

これは、赤や青などのカラフルな色は国内での需要が高く、自家用として使われることが多いためです。

このようにハイエースの下取り価格は、車体色によってボロボロでも大きく変わる可能性があります。

1-2. ハイエースの走行距離ごとの価格相場とは?

ハイエース走行距離が多くても需要があるため、相場が下がりにくいという特徴があります。

では具体的にハイエースの走行距離ごとの買取り相場について、具体的な数字をまとめたので見ていきましょう。

カーセンサーのサイトによると、ハイエースの走行距離別の買取り相場は以下のようになっています。

 

| 走行距離 | 平均買取相場 |
| --- | --- |
| 20,000km未満 | 223.3万円~333.5万円 |
| 20,001km~40,000km | 172.3万円~268.3万円 |
| 40,001km~60,000km | 135.7万円~230.6万円 |
| 60,001km~80,000km | 118.9万円~211万円 |
| 80,001km~100,000km | 91.6万円~177万円 |
| 100,001km~140,000km | 73.4万円~156.9万円 |
| 140,001km以上 | 50.7万円~105.6万円 |

この表から分かるように、走行距離が増えるごとに買取り相場は下がっていますが、それでも140,001km以上でも50万円以上の価格がつくことがあります。

これは他の車種と比べてもかなり高い水準です。例えば、同じトヨタプリウスの場合は、140,001km以上では10万円以下になることもあります。

また、ハイエースの買取り相場はグレードや年式によっても異なります。グレードは様々な種類がありますが、代表的なものとしては以下のようなものがあります。

  • バン:商用や貨物用途に使われるタイプで、荷室が広くシート数が少ない。
  • ワゴン:一般用途に使われるタイプで、乗員数が多く快適性や装備が充実している。
  • コミューター:送迎バスやタクシーなどに使われるタイプで、乗員数が最大15人まで可能。
  • キャンピングカー:アウトドアやレジャー用途に使われるタイプで、キッチンやベッドなどの設備がある。

グレードごとに買取り相場を比較すると、一般的にはワゴンやコミューターの方がバンよりも高くなります。

これは需要や人気の差によるものです。また、キャンピングカーは改造されたものが多いため、個体差が大きくなります。

改造内容や状態によっては高額で売れることもありますが、逆に買取りを断られることもあります。

年式ごとに買取り相場を比較すると、一般的には新しいほど高くなります。

しかし、ハイエースの場合は、年式が古くても需要があるため、相場が下がりにくいという特徴があります。

例えば、ハイエース100系と呼ばれる1989年から2004年までのモデルは、現在でも100万円以上で売れることがあります。

これは海外での人気が高いためです。

海外では日本の中古車が頑丈で信頼性が高いと評価されており、ハイエースは特に人気があります。

そのため、日本では買取り相場が低くても、海外では高値で売れる可能性があります。

以上のように、ハイエースの走行距離ごとの買取り相場は様々な要因によって変わります。

しかし、ハイエースは中古車市場で高い人気と需要を持つ車種であることは間違いありません。

そのため、ハイエースを売却する際には、複数の買取業者に査定してもらうことをおすすめします。

査定額は業者によって大きく異なることがありますので、比較することで最高額を見つけることができます。

カーセンサーなどの一括査定サイトを利用すると、簡単に複数の業者に査定依頼することができます。

ハイエースを高く売るためには、一括査定サイトを活用しましょう。

1-3. ボロボロのハイエースの下取り価格の相場は?

見た目がボロボロになったハイエースでも、下取り価格相場は意外と高いのです。

その理由は、以下のようなものが挙げられます。

  • ハイエースは国内だけでなく海外でも人気が高く、中古車市場での需要が大きいです。特にアフリカやアジアなどの発展途上国では、ハイエースの耐久性や整備性が高く評価されています。
  • ハイエースは多くのバリエーションがあり、用途に応じて選べる魅力があります。例えば、ボディタイプは標準・ロング・スーパーロング・グランドキャビンの4種類、ルーフタイプは標準・ハイルーフ・スーパーハイルーフの3種類、駆動方式は2WD・4WDの2種類、燃料はガソリン・ディーゼル・ハイブリッドの3種類などです。また、グレードもDX・GL・スーパーGL・コミューターなど多彩です。
  • ハイエースはカスタマイズ性が高く、オリジナリティを出せることも魅力です。例えば、キャンピングカーに改造したり、外装や内装をドレスアップしたり、サウンドシステムやナビゲーションを装備したりなどです。カスタマイズされたハイエースは個性的で人気があります。

以上のように、ハイエースは見た目がボロボロになっても価値がある車です。

では、具体的に見た目がボロボロになったハイエースの下取り価格相場はどれくらいなのか?ご覧ください。

ボロボロハイエースの下取り価格相場について

ハイエースの下取り相場例
  • ドア数は5ドア
  • トランスミッションはオートマ
  • ボディタイプは標準
  • ルーフタイプは標準
  • 車両型式は4ナンバー
  • 走行距離は10万km~25万km
  • 車の状態はキレイとボロボロの2種類

まずは5年落ち(2018年式)の場合です。

トヨタ 購入検討中の方へ | 下取り参考価格シミュレーション」というサイトによると、以下のような下取り価格相場が出ています。

| グレード | 燃料 | 駆動方式 | 車両型式 | 走行距離 | 車の状態 | 下取り価格相場 |
| DX | ガソリン | 2WD | TRH200V | 10~15万km | キレイ | 78.4万円 |
| DX | ガソリン | 2WD | TRH200V | 10~15万km | ボロボロ | 75.1万円 |
| DX | ガソリン | 2WD | TRH200V | 15~25万km | キレイ | 68.5万円 |
| DX | ガソリン | 2WD | TRH200V | 15~25万km | ボロボロ | 67.8万円 |
| スーパーGL | ガソリン | 2WD | TRH200V | 10~15万km | キレイ | 142.7万円 |
| スーパーGL | ガソリン | 2WD | TRH200V | 10~15万km | ボロボロ | 138.4万円 |
| スーパーGL | ガソリン | 2WD | TRH200V | 15~25万km | キレイ | 140.3万円 |
| スーパーGL | ガソリン | 2WD | TRH200V | 15~25万km | ボロボロ | 136.4万円 |

次に10年落ち(2013年式)の場合です。

「作業車でボロボロになってしまったハイエースはいくらで売れるのか?」によると、以下のような下取り価格相場が出ています。

| グレード | 燃料 | 駆動方式 | 車両型式 | 走行距離 | 車の状態 | 下取り価格相場 |
| DX | ガソリン | 2WD | TRH200V | 10~15万km | キレイ | 32.4万円 |
| DX | ガソリン | 2WD | TRH200V | 10~15万km | ボロボロ | 30.8万円 |
| DX | ガソリン | 2WD | TRH200V | 15~25万km | キレイ | 29.9万円 |
| DX | ガソリン | 2WD | TRH200V | 15~25万km | ボロボロ | 29.3万円 |
| スーパーGL | ガソリン | 2WD | TRH200V | 10~15万km | キレイ | 57.6万円 |
| スーパーGL | ガソリン | 2WD | TRH200V | 10~15万km

このようにボロボロになったハイエースでも、比較的に高額な下取りをしてもらえるため、廃車をご検討の方は、ぜひこの情報をもとに自分にとって有利な方を選択してください。

2.ボロボロのハイエースの下取りを断られるケースは?

2-1. ボロボロのハイエースの下取りを断られる理由は3つ

ハイエースの下取りが断られる理由について、3つ教えます。

ハイエースの走行距離が長すぎる

ハイエースは商用車として使われることが多く、走行距離が長くなりやすいです。

しかし、走行距離が長いと、エンジンや足回りなどの重要な部分の劣化や故障のリスクが高くなります。

そのため、下取り業者は走行距離が長いハイエースを買い取ることに消極的になります。

例えば、ハイエースバンの買取価格相場表によると、走行距離が10万kmを超えると、買取価格は半分以下になります。

また、走行距離が30万kmを超えると、買取価格は10万円以下になります。

このように、走行距離が長すぎると、下取り価格が非常に低くなり、場合によっては下取りを断られる可能性があります。

ハイエースの外装や内装が傷んでいる

ハイエースは荷物や人員の輸送に使われることが多く、外装や内装が傷んでしまうことがあります。

しかし、外装や内装が傷んでいると、見た目や快適性が損なわれます。

そのため、下取り業者は外装や内装が傷んでいるハイエースを買い取ることに消極的になります。

例えば、ハイエースバンの買取価格相場表³によると、外装や内装の状態が悪いと、買取価格は10万円~20万円程度下がります。

また、外装や内装がひどく傷んでいると、買取価格はさらに下がります。

このように、外装や内装が傷んでいると、下取り価格が大幅に低くなり、場合によっては下取りを断られる可能性があります。

需要や人気が低いハイエースを売る場合

ハイエースは多種多様なグレードやボディーカラーがあります。

しかし、需要や人気が低いグレードやボディーカラーのハイエースは、市場で売れにくくなります。

そのため、下取り業者は需要や人気が低いグレードやボディーカラーのハイエースを買い取ることに消極的になります。

例えば、ハイエースバンの買取価格相場表³によると、グレードではスーパーGLやダークプライムなどの高級仕様のものほど買取価格が高くなります。

一方、DXやDX-GLパッケージなどの標準仕様のものほど買取価格が低くなります。

また、ボディーカラーでは白や黒などの汎用性の高い色ほど買取価格が高くなります。

一方、赤や青などのカラフルな色ほど買取価格が低くなります。

このように、需要や人気が低いグレードやボディーカラーのハイエースは、下取り価格が低くなり、場合によっては下取りを断られる可能性があります。

2-2. ハイエースの状態によって下取りを断られることあるのか?

ハイエースの状態によっては、下取りを断られるケースもあります。

下取りを断られる主な理由は以下のとおりです。

ハイエースの走行距離が多すぎる場合

ハイエースは長距離運転に耐える車ですが、それでも走行距離が多すぎると、エンジンや足回りなどの重要な部分に劣化や故障のリスクが高まります。

一般的に、走行距離が20万km以上の車は下取りを断られる可能性が高くなります。

走行距離が多いと、買取価格も大きく下がります。

ハイエースの事故歴や修復歴がある場合

ハイエースは事故に遭ったり、修理したりした場合、その履歴が残ります。

事故歴や修復歴があると、車の安全性や品質が低下し、下取りを断られる可能性が高くなります。

事故歴や修復歴があると、買取価格も大きく下がります。

改造やカスタムがされているハイエース場合

ハイエースは自分好みにカスタマイズする人も多いですが、改造やカスタムは下取りに不利になります。

改造やカスタムは車検に通らない場合や、純正部品ではない場合があります。

また、改造やカスタムは個人の好みによって異なるため、再販しにくいというデメリットがあります。

改造やカスタムがされていると、下取りを断られる可能性が高くなります。

改造やカスタムがされていると、買取価格も大きく下がります。

以上のように、ハイエースの状態によっては、下取りを断られるケースもあります。

下取りを断られないためには、以下のことに注意しましょう。

ハイエースに定期的なメンテナンスを行うこと

ハイエースは耐久性が高い車ですが、それでも定期的なメンテナンスを行うことで、車の状態を良好に保つことができます。

オイル交換やタイヤ交換などの基本的なメンテナンスを欠かさず行いましょう。

事故や故障を防ぐこと**:ハイエースは事故や故障を防ぐことで、事故歴や修復歴をつけないようにしましょう。安全運転を心がけたり、異常音や振動などに気づいたら早めに修理したりすることで、事故や故障を防ぐことができます¹²。

- **改造やカスタムを控えること**:ハイエースは自分好みにカスタマイズするのも楽しいですが、改造やカスタムは下取りに不利になります。改造やカスタムをする場合は、車検に通る範囲内で行ったり、純正部品を残しておいたりすることで、下取り時に元に戻すことができます¹²。

下取りに出すハイエースの事故や故障を防ぐこと

ハイエースは事故や故障を防ぐことで、事故歴や修復歴をつけないようにしましょう。安全運転を心がけたり、異常音や振動などに気づいたら早めに修理したりすることで、事故や故障を防ぐことができます¹²。
下取りに出すハイエースの改造やカスタムを控えること

ハイエースは自分好みにカスタマイズするのも楽しいですが、改造やカスタムは下取りに不利になります。

改造やカスタムをする場合は、車検に通る範囲内で行ったり、純正部品を残しておいたりすることで、下取り時に元に戻すことができます。

2-3. もし、ボロボロのハイエースの、下取りを断られた場合の対処法は?

もし、ボロボロのハイエースの下取りを断られた場合は、次の2つの方法があります。

1つ目は、ハイエースの下取りを諦めて廃車にする方法です。

ハイエースを廃車にする場合は、解体業者に依頼する必要があります。

廃車にすると、廃車費用として1万円~3万円の費用がかかります。

また、不動車であれば、レッカー費用などが加算される場合もあります。

しかし、カーテクストやカリバーなどでは、水没した車も高額買取りしてくれまふ。

「水没者 下取り おすすめ」などのキーワードを使ってGoogle検索して、ボロボロになったハイエースの買取りを依頼してください。

2つ目は、ボロボロで買取を拒否されたハイエースを、海外の業者に売ることです。

海外ではボロボロになったハイエースでも、現役の車として使う国が多いため、高額で買取りしてもらえるケースがあります。

また、ボロボロになったハイエースに付いているパーツが使えると、海外の買取り業者が判断した場合は、そこでもハイエースを廃車にするには高く買い取ってもらえます。

そのため廃車にするか、海外の買取り業者に買ってもらうかは、両方の見積もりを見てから決めるのがお勧めです。

以下に海外の買取り業者が、部品目的でボロボロのハイエースを買い取った例をご覧ください。

ハイエースバン200系ディーゼルの下取りを断られた場合

部品取りとして売れる部品はエンジンやトランスミッション、ドアや窓などであり、部品取りとして売れる価格は約30万円程度で買い取ってもらえました。

ハイエースバン100系ガソリンの下取りを断られた場合

部品取りとして売れる部品はエンジンやトランスミッションを部品として約10万円程度で買い取ってもらえました。

以上が、ボロボロのハイエースの下取りを断られた場合の対処法と具体的な事例です。

もしボロボロのハイエースの買取りが断られて、廃車にする場合は、こちらの記事にそのやり方が詳しく書いているのでご覧ください。

ハイエースがボロボロでも高価買取りできる下取り業者とは?

3.ボロボロのハイエースの下取りを有利にする方法は?

3-1. ハイエースの状態の改善する

ハイエースの状態を改善する方法は、主に以下の3つがあります。

  • 足回りのパーツを交換する
  • タイヤを交換する
  • エンジンのコンディションを保つ

足回りのパーツを交換する

ハイエースの乗り心地が悪い原因の一つは、リーフスプリングという板状のバネが使用されていることです。

リーフスプリングは荷重に耐えるために硬く設計されていますが、その分段差や路面の凹凸で車体に強い衝撃を与えます。

特にバンタイプでは、ヘルパーリーフという補強用の硬いバネが付いており、突き上げ感や跳ね返り感が強くなります。

この不快感を解消するためには、リーフスプリングやショックアブソーバーなどの足回りのパーツを交換することが効果的です。

例えば、以下のような方法があります。

  • ヘルパーリーフが無くてもバンの荷重に耐えられるように設計されたスプリングに交換する。これは手っ取り早く大きな改善が見込める方法です。
  • ヘルパーリーフが効き始めるタイミングを遅らせるようにシャックルやスペーサーなどで調整する。これは交換よりも安価で簡単な代替案です。
  • 高性能なショックアブソーバーに交換し、最適なバランスに調整する。これはスプリングと併用すれば劇的に乗り心地を改善できる方法です。

売るハイエースのタイヤを交換する

足回りのパーツと同様に、タイヤも乗り心地に大きく影響します。

タイヤは車体と路面との接点であり、衝撃や振動を吸収したり伝えたりします。

タイヤの種類やサイズ、空気圧などによって乗り心地は変わってきます。

タイヤを交換する際には、以下の点に注意しましょう。

  • タイヤのサイズは車両に合ったものを選ぶ。サイズが大きすぎると衝突や干渉の原因になる可能性があります。
  • タイヤの種類は用途や走行条件に合わせて選ぶ。例えば、オールシーズンタイヤは万能ですが、冬場はスタッドレスタイヤやチェーンが必要です。
  • タイヤの空気圧は適正な値に保つ。空気圧が低すぎると燃費や走行性能が低下し、高すぎると振動や騒音が増えます。

売るハイエースのエンジンコンディションを保つ

最後に、エンジンのコンディションを保つことも、ハイエースの状態を改善する方法の一つです。

エンジンは車の心臓部であり、その性能や状態は走行に直結します。

エンジンが不調だと、燃費やパワーが低下したり、故障やトラブルの原因になったりします。

エンジンのコンディションを保つためには、以下のことを心がけましょう。

  • 定期的にオイルやフィルターなどの消耗品を交換する。これはエンジンの寿命を延ばし、性能を維持するために必要です。
  • 頻度は週に1回以上、走行距離は10km以上を目安に走行する。これはエンジンの温度を上げて不純物を排出し、カーボンやスラッジの発生を防ぐために必要です。
  • スピードは30km以上出して走行できる道を選ぶ。できれば幹線道路などで60km程度で走行するのが理想です。これはエンジンの回転数を上げて燃焼効率を高めるために必要です。

以上が、ハイエースの下取りを有利にする方法として、ハイエースの状態を改善する方法です。

3-2. ボロボロになったハイエースを下取りしてもらえる業者とは?

ボロボロのハイエースを下取りしてもらえる業者は次のとおりです。

ボロボロエースカウカウ

ボロボロエースカウカウは、ハイエースの買取専門店であり、ボロボロになった車でも高価買取りを行っています。

以下は、同社の買取相場の一部です(2023年10月現在)

ハイエースバン 200系(ディーゼル2WD・スーパーGL)
- 平均査定額(予想):
- ~10万km: 135万円
- 10万km~15万km: 100万円
- 15万km~20万km: 100万円
- 20万km~: 80万円

ハイエースバン 200系(ガソリン2WD・スーパーGL)
- 平均査定額(予想):
- ~10万km: 170万円
- 10万km~15万km: 150万円
- 15万km~20万km: 125万円
- 20万km~: 125万円

カーセンサー

カーセンサーは、中古車の査定や売却を手助けするウェブサイトであり、多くの業者が登録しています。

もちろんです!ハイエースの水没や事故車になった場合でも、いくつかの業者が買取を行っています。以下にいくつかおすすめの業者をご紹介します。

カーペイディーエム

100ヵ国以上の輸出経験があり、国内海外共に中間マージン不要なので高額買取が実現できる業者です。

Re-motor

事故現状車の買取をしており、事故車でも需要があるとされています。

ズバット

複数の査定額を比較できるサービスで、自分に優位な査定額を受け取ることができます。

これらの業者は、ハイエースの特性や状態に合わせて査定額を提示してくれます。

ぜひ複数の業者に査定を依頼して、最適な条件で売却してください。

4.ボロボロのハイエースの下取りを高額査定してもらえる業者はあるのか?

4-1. ボロボロのハイエースを高額査定する業者の特徴

ボロボロのハイエースや動かないハイエースでも、高額査定してくれる業者の特徴としては、海外にハイエースを輸出する専門業者です。

海外にはハイエースを輸出する業者は、アフリカやアジアなどの発展途上国で高い需要があるハイエースを買い取ります。

特に発展途上国では、道路状況や気候条件が厳しく、耐久性や機能性が求められます。

そのため、ハイエースは非常に人気があるのでも、ボロボロのハイエースや動かないハイエースでも問題なく買い取ってくれます。

買い取ったハイエースは、現地では修理や整備で使う部品取りに使えるので、海外にハイエースを輸出する業者は、ディーラーや一般的な中古車買取業者よりも高く買い取ってくれます。

では、どのようにして海外に輸出する業者を見つけることができるのでしょうか?

インターネットを使って調べる方法を説明します。

ハイエース買取専門サイトを利用する

ハイエース買取専門サイトは、ハイエースに特化した買取サービスを提供しています。その中には、海外に輸出することを専門とする業者も多数あります。

例えば、「ハイエース最強買取]」や「ランクス」などです。

これらのサイトでは、無料で査定依頼をすることができます。

査定依頼をするときには、車種や年式だけでなく、走行距離や事故歴や故障状況なども正確に入力することが重要です。

そうすることで、より正確な査定額を提示してもらえます。

ハイエースの一括買取ら査定サイトを利用する

一括査定サイトには、海外にハイエースを輸出することを専門業者も含まれています。

例えば、「ズバット車買取比較]」や「カーセンサー.net」などです。

これらのサイトでは、無料でハイエースの査定を依頼することができます。

ハイエースの査定依頼をするときには、ハイエース買取専門サイトと同様に、車種や年式だけでなく、走行距離や事故歴や故障状況なども正確に入力することが重要です。

そうすることで、より正確な査定額を提示してもらえます。また、一括査定サイトでは、複数の業者から査定額を比較することができますので、最も高い査定額を出してくれる業者を選ぶことができます。

以上のボロボロのハイエースでも、買い取ってもらえる海外にハイエースを輸出する業者を見つけることができます。

しかし、海外に輸出する業者でも、すべてが高額査定してくれるわけではありません。

業者によっては、仲介費用や広告料などのコストを査定額に反映させてしまう場合があります。

そのため、査定依頼をする前に、業者の評判や口コミなどをチェックすることもおすすめです。

また、ハイエースの査定依頼をした後には、実際に業者の担当者と直接交渉することも大切です。

交渉の際には、他社のハイエース査定額を提示することなどが有効です。

4-2. 業者間での下取り価格の比較をするコツは?

業者間でハイエースの下取りを比較するコツについて、まとめたのでご覧ください。

まず、自分が下取りに出すハイエースが、国内向けの業者に下取りに出すのか、海外へ輸出向けの業者に出すのかについて話は変わってきます。

国内向けの場合は、一般的な買取店やハイエース専門店に査定してもらうといいでしょう。

海外へ輸出向けの場合は、中古車輸出業者やボロボロエースカウカウなどのハイエース買取専門店に査定してもらうといいでしょう。

そして、複数の業者に査定依頼をすることが重要ですが、できたら一括査定サービスを使うのはおすすめしません。

一括査定サービスは、業者に余計な経費をかけることになり、査定額が低くなる可能性があります。

また、営業電話やメールがしつこくなることもあります。

その代わりに、信頼できる買取業者を3~4社選んで、直接連絡して相見積もりを取ることがおすすめです。

また、ハイエースのグレードや仕様によっても買取相場が変わります。

ハイエース バンはDXやGLパッケージなどの商用向けグレードと、スーパーGLやダークプライムなどの個人向けグレードがあります。

ハイエース ワゴンはコミューターやグランドキャビンなどの乗用向けグレードと、福祉車両などの特殊仕様グレードがあります。

これらのグレードや仕様によって、需要や人気が異なりますので、それぞれに合った買取業者を選ぶことが大切です。

以上が、初心者がハイエースの下取り価格を比較するときのコツです。

最後に年式走行距離によって、ハイエースの下取り額が変わるので、その平均相場について調べたのでご覧ください。

  • 年式が2012年で、走行距離が100,000kmの場合、205万円までが買取額の上限になっています。
  • 年式が2017年で、走行距離が50,000kmの場合、300万円までが買取額の上限になっています。
  • 年式が2021年で、走行距離が 20,000kmの場合、440万円までが買取額の上限になっています。

以上のように、ハイエースは年式や走行距離によって買取相場が大きく変わります。

この点を考慮して、複数の業者間で出たハイエースの下取り金額を比較して、出来る限り高価買取りしてもらうように頑張ってみてください。

4-3. ボロボロのハイエースを高値買取りしてもらう方法とは?

ボロボロでもハイエースは専門業者に頼んで査定をしてもらったら、次のような高価買取りしてくれます。

なお、一般的には同じボロボロのハイエースでも、ディーゼルエンジンの方がガソリンエンジンよりも高く売れますし、4WDの方が2WDよりも高く売れます。

また、スーパーGLという最上級グレードはDXやDX-GLパッケージという標準グレードよりも高く売れます。

ハイエースを高価買取りしてもらうためには、複数の買取業者に査定依頼をすることがおすすめです。

例えば、あるブログ記事では、平成13年のディーゼル2WDスーパーGLロングで22万km走ったハイエースを売却した経験者が、カーセンサーという一括査定サイトを利用して4社に査定依頼をしたところ、最高額は80万円で最低額は40万円だったと書いています。

その中で最も高かったのはハイエース専門店のボロボロエースカウカウという業者でした。

また、ハイエースを高く売るためには、車体の状態を良く見せる工夫も大切です。

 

更にハイエースを高額で査定してもらえる業者を知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。

ハイエースを高く売る方法をすべて教える中古車バイヤー専門ガイド

 

ハイエースを下取に出した場合、ボロボロでも高額査定をもらう方法についても書いてあるので、こちらもご覧ください。

ハイエースで高額下取りを実現する方法とは?高額な査定業者の選び方