ハイエースの廃車を自分でやる方法とは?廃車のやり方、費用、注意点について
1.ハイエースの廃車費用
1.1 ハイエースの廃車費用は実際にいくら?
ハイエースを廃車にするといくらかかるのでしょうか?
それについてご覧ください。
ハイエースを廃車にするには、以下のような手続きが必要です。
これらの手続きを自分で行う場合は、以下のような費用が発生します。
- 印鑑証明書:300円~600円
- 委任状(代理人が手続きを行う場合):無料~300円
- 廃車届け出手数料:300円
- リサイクル料金:約10,000円~20,000円(ハイエースの場合)
- 自賠責保険返戻金:残り期間に応じて変動(最大約25,000円)
- レッカー費用:不動車の場合は約10,000円~30,000円
これらの費用を合計すると、廃車にすると約11,000円~56,000円かかることになります。
ただし、これはあくまで目安であり、地域や業者によって異なる場合があります。
また、これらの手続きを自分で行う場合は、時間や手間もかかります。
そこで、便利な方法として、専門業者に廃車手続きを依頼する方法があります。
専門業者に依頼する場合は、以下のようなメリットがあります。
- 業者がほとんどの手続きを代行してくれる
- 業者が無料または有料で車両を引き取ってくれる
- 業者がリサイクル料金や自賠責保険返戻金を差し引いてくれる
- 業者が廃車証明書を発行してくれる
専門業者に依頼する場合は、以下のような費用が発生します。
- 引き取り費用:無料~数万円
- 手数料:無料~数千円
これらの費用を合計すると、廃車にすると無料~数万円かかることになります。
ただし、これもあくまで目安であり、地域や業者によって異なる場合があります。
専門業者に依頼する場合は、以下のような流れで進めます。
- インターネットや電話で見積もりを取る
- 契約書や必要書類を準備する
- 業者が指定した日時に車両を引き取りに来る
- 業者が廃車証明書を発行してくれる
以上がハイエースの廃車費用は実際にいくらかかるのか?についてです。
1.2 ハイエースの廃車費用にかかるお金とは?
ハイエースの廃車費用は、業者や地域によって異なりますが、一般的には無料から数万円が相場です。
廃車費用は、車両の状態、取り扱い業者、地域などの要素によって左右されます。
具体的には、動かない状態の車や特殊な部品を含む車は、廃車費用が数万円に上ることがあります。
次に、廃車費用の内訳を見てみましょう。
- ハイエースの解体費用
廃車となったハイエースを解体するためにかかる費用です。
解体業者によって異なりますが、平均的には1万円~3万円程度です。
- 廃車にするハイエースのレッカー費用
廃車にするハイエースの引き取り場所から解体場所まで運ぶためにかかる費用です。
距離や時間帯によって異なりますが、平均的には1万円~5万円程度です。
- 廃車手続きの手数料
ハイエースを廃車手続きを代行する業者に支払う費用です。
業者によって異なりますが、平均的には1万円~2万円程度です。
以上の3つの要素を合計したものが、廃車費用となります。
例えば、解体費用が2万円、レッカー費用が3万円、手数料が1万円だとすると、廃車費用は合計6万円となります。
しかし、ハイエースの場合は、廃車買取業者に依頼することで、廃車費用を節約することができることがあります。
ハイエースの廃車買取業者とは、廃車となった車を高価で買い取ってくれる業者のことです。
ハイエースの廃車買取業者は、廃車となった車の部品や鉄くずを再利用したり、海外で需要のある車種を輸出したりすることで利益を得ています。
そのため、ハイエースの廃車買取業者から高額で査定される可能性が高く、廃車買取価格が廃車費用を上回ることも珍しくありません。
例えば、Webモーターマガジンというサイトでは、ハイエースバンの相場買取価格は206,857円と紹介されています。 これは上記の例で示した廃車費用6万円よりもずっと高い金額です。
したがって、ハイエースを廃車処分する場合は、解体業者に依頼するよりも、ハイエースの廃車買取業者に依頼する方がお得になる可能性が高いと言えます。
以上が、ハイエースの廃車費用にかかるお金についての情報です。 ハイエースは廃車でも高価買取される淡いあるので、ハイエースの廃車処分を検討している場合は、ぜひハイエースの廃車買取業者に相談してみてください。
もしボロボロでもハイエースを買い取ってくれる業者を知りたい方は、こちらをご覧ください。
2.ハイエースの廃車手続き
2.1 自分でハイエースの廃車をやる手続きと流れ、必要な書類とは?
ハイエースの廃車を自分でやる場合、一時抹消登録と永久抹消登録の2種類があります。
一時抹消登録とは、車両を一時的に使用しないことを届け出ることで、自賠責保険や自動車税などの負担を免除される制度です。
永久抹消登録とは、車両を完全に廃棄することを届け出ることで、自動車登録番号やナンバープレートなどの返却が必要となる制度です。
自分でハイエースの廃車をやる場合は、一時抹消登録か永久抹消登録かを選択し、それぞれに応じた手続きと必要な書類を準備する必要があります。
以下では、それぞれの手続きと流れ、必要な書類について説明します。
ハイエースを一時抹消登録する場合
一時抹消登録の場合は、以下のような手続きと流れがあります。
- ハイエースのナンバープレートを取り外す
- 書類を揃えて運輸支局で手続きする
- ナンバープレートの返却
- 書類を一式提出する
- 登録識別情報通知書の交付
- 還付金の手続きを行う
これらの手続きに必要な書類は以下の通りです。
これらの書類は、運輸支局で受け取ることができます。また、一部の書類はオンラインでダウンロードすることも可能です。
具体的な例として、東京都内でハイエース(Aタイプ)の一時抹消登録を行う場合は、以下のような流れと費用が発生します。
1.ハイエースのナンバープレートを取り外す
- ドライバー等でナンバープレートを外す
- 費用:無料
2. 書類を揃えて運輸支局で手続きする
- 運輸支局で必要な書類を受け取るか、オンラインでダウンロードする
- 一時抹消登録申請書に必要事項を記入し、実印を押印する
- 所定の手数料印紙を貼付した手数料納付書を用意する
- 所有者の印鑑(登録)証明書を市区町村役場で発行してもらう
- 自動車検査証と自動車登録番号標を準備する
- 事業用自動車等連絡書が必要な場合は記入する
- 登録識別情報が必要な場合は記入する
- 費用:手数料印紙1,100円、印鑑(登録)証明書300円、登録識別情報提供手数料300円(合計1,700円)
3. ハイエースにつけていたナンバープレートの返却
- 運輸支局でナンバープレートを返納する
- 費用:無料
4. ハイエースを廃車にする書類一式を運輸支局に提出する
- 運輸支局で書類を一式提出し、受理される
- 費用:無料
5. 運輸支局で登録識別情報通知書の交付
- 運輸支局で登録識別情報通知書を受け取る
- 費用:無料
6. 還付金の手続きを行う
ハイエースを永久抹消登録の場合
永久抹消登録の場合は、以下のような手続きと流れがあります。
- ハイエースのナンバープレートを取り外す
- 書類を揃えて運輸支局で手続きする
- ナンバープレートの返却
- 書類を一式提出する
- 廃車証明書の交付
- リサイクル料金の支払い証明書の取得
これらの手続きに必要な書類は以下の通りです。
これらの書類は、運輸支局で受け取ることができます。また、一部の書類はオンラインでダウンロードすることも可能です。
具体的な例として、ハイエースを一時抹消登録を行う場合と同じように、東京都内でハイエース(Aタイプ)の永久抹消登録を行う場合について説明します。
基本的には「ハイエースを一時抹消登録を行う」場合と同じなのが「1. ハイエースのナンバープレートを取り外す」から「4.ハイエースを廃車にする書類一式を運輸支局に提出する」までは同じ流れなので省略します。
5. 運輸支局からハイエースの廃車証明書の交付してもらう
- 運輸支局で廃車証明書を受け取
- 費用:無料
6. ハイエースのリサイクル料金の支払い証明書の取得
このように、ハイエースの永久抹消登録を自分で行う場合は、費用は約14,700円(リサイクル料金が未払いの場合)、時間は約3時間程度かかると見積もられます。
2.2ハイエースの廃車専門業者に依頼するときの流れ
専門業者にハイエースの廃車を依頼するときの流れは、大きく分けて以下の4つのステップになります。
それぞれのステップについて、具体的な内容と注意点を説明します。
1. ハイエースの廃車業者を選ぶ
まずは、どの業者にハイエースの廃車を依頼するかを決める必要があります。
ハイエースを廃車をにしてくれる業者は、ディーラー、自動車修理工場、中古車販売店、解体業者など様々ありますが、おすすめは専門的な知識や経験を持つ解体業者です。
解体業者は、廃車手続きの代行や引き取り費用の無料サービスなどを提供しており、手間や費用を節約できます。
また、ハイエースは人気の高いワンボックスカーであるため、部品や鉄くずとしての価値が高く、買取りや引き取り価格が高くなる可能性もあります。
業者選びの際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 評判や口コミをチェックする
- 見積もりや相談が無料かどうか確認する
- 引き取り費用や手数料が発生しないか確認する
- リサイクル料金や自賠責保険の返戻金が還付されるか確認する
- 買取り価格や引き取り価格が適正かどうか比較する
2. 業者にハイエースの廃車をする際の見積もり依頼する
業者選びが終わったら、ハイエースを廃車にする見積もり依頼を行います。
見積もり依頼は、電話やメール、ウェブサイトなどで行えます。見積もり依頼の際には、以下の情報を伝える必要があります。
- 車種(ハイエース)
- 年式
- 走行距離
- 車検証番号
- 車両状態(動くかどうか、事故歴や故障箇所など)
- 引き取り場所(住所や地域)
見積もり依頼をしたら、業者から見積もり金額や引き取り日時などの回答が来ます。
見積もり金額は、買取り価格や引き取り価格としてプラスになる場合もあれば、廃車費用としてマイナスになる場合もあります。
見積もり金額は、複数の業者から比較して最適なものを選ぶことが重要です。
3. ハイエースを廃車にする業者との契約・車自体の引き取り
見積もり金額に納得したら、ハイエースの廃車を依頼する業者との、契約書にサインして廃車手続きを依頼します。
契約書には、見積もり金額や引き取り日時、必要書類や手続き内容などが記載されています。
契約書にサインする前には、内容をよく確認しましょう。
また、契約書には必ず印鑑を押す必要があります。
契約が完了したら、引き取り日に業者が車を引き取りに来ます。
引き取りの際には、以下の書類や物品を業者に渡す必要があります。
- 廃車者にするハイエースの車検証
- 廃車者にするハイエースの自賠責保険証
- 印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
- 委任状(所有者が自分でない場合や名義変更がある場合)
- 廃車者にするハイエースのナンバープレート
- 廃車者にするハイエースのカーナビやETCなどの付属品(取り外せるものは取り外しておく)
引き取りが終わったら、業者から廃車手続き完了の連絡が来ます。
この時点で、法的に車両は廃車となります。
4. ハイエースの廃車手続き完了
ハイエース廃車手続きが完了したら、業者から以下の書類を受け取ります。
これらの書類は、税金や保険料の還付申請などに必要となるため、大切に保管しておきましょう。
また、見積もり金額がプラスだった場合は、業者から指定された口座に振り込まれます。
見積もり金額がマイナスだった場合は、業者に指定された方法で支払いを済ませます。
以上が専門業者にハイエースの廃車を依頼するときの流れです。
この流れを参考にして、スムーズに廃車手続きを行いましょう。
3.ハイエース廃車する業者の選び
3.1 ハイエースの廃車を依頼する主な業者とその特徴
ハイエースの廃車を依頼する有名な業者とその特徴は、以下の通りです。
カーネクスト
カーネクストは、日本最大級の中古車買取・販売サービスです。
カーネクストでは、ハイエースをはじめとする商用車やトラックなどの買取にも力を入れており、高額査定が期待できます。
カーネクストの特徴は、以下のようなものがあります。
- 全国200店舗以上のネットワークで査定・引き取りが可能
- 無料で出張査定やオンライン査定を行う
- 海外への販売ルートも持っており、海外需要の高いハイエースにも強い
- 故障や事故で動かないハイエースでも買取可能
- ディーゼル車やマニュアル車などの需要の高いハイエースも高く評価
カーオーナー
カーオーナーは、廃車買取専門店です。
カーオーナーでは、走行不能や事故歴などで一般的な中古車買取店では買取してもらえないようなハイエースでも買取してくれます。
カーオーナーの特徴は、以下のようなものがあります。
- 全国対応で無料で出張査定やオンライン査定を行う
- 廃車手続きやナンバー返納などの面倒な手続きも代行してくれる
- レッカー代や廃車手数料なども無料で引き受けてくれる
- 部品取りや海外輸出などで価値を見出してくれる
- ディーゼル車やマニュアル車などの需要の高いハイエースも高く評価
カーオーナーへの査定依頼はこちらからできます。
ディーゼル車買取専門店
ディーゼル車買取専門店は、その名の通りディーゼル車に特化した買取サービスです。
ディーゼル車買取専門店では、ディーゼルエンジン搭載のハイエースに対して高額査定を行ってくれます。
ディーゼル車買取専門店の特徴は、以下のようなものがあります。
- ディーゼル車の専門知識と豊富な販売実績を持っている
- 無料で出張査定やオンライン査定を行う
- 故障や事故で動かないハイエースでも買取可能
- ディーゼル車の環境規制や税制などの最新情報を提供してくれる
- ディーゼル車の需要の高い海外市場にもアクセスしている
以上が、ハイエースの廃車を依頼する有名な業者とその特徴についての解説です。
ハイエースは、一般の乗用車とは異なり、部品や輸出などの価値がありますので、廃車にする前に買取査定を受けることをおすすめします。
ハイエースの状態や年式に応じて、最適な業者を選ぶことで、少しでも高く売ることができます。
3.2 ハイエース廃車業者を選ぶポイントと安全な依頼のやり方
また、ハイエースの廃車業者を選んで、安全に依頼するためにはどのような注意点があります。
まず、廃車にする際には、中古車販売店や廃車買取業者などの選択肢があります。
中古車販売店は再販を目的としているため、年式の古い車や不動車などは買取に消極的で、廃車手数料がかかる場合もあります。
一方、廃車買取業者は部品や金属などの資源価値を見込んで高額買取を行ってくれる場合が多く、廃車手続きも代行してくれる場合がほとんどです。
特にハイエースは海外でも人気が高く、輸出需要があるため、廃車買取業者から高い査定額を提示される可能性が高いです。
では、どのようにして廃車買取業者を選ぶのが良いのでしょうか?以下にポイントを挙げます。
- 買取価格を比較する。
廃車買取業者は数多く存在しますが、買取価格は業者によって大きく異なります。
インターネットや電話で無料査定を依頼し、複数の業者から見積もりを取りましょう。
また、査定額だけでなく、引き取り費用や手数料なども確認しましょう。 - 評判や口コミをチェックする。
廃車買取業者の信頼性や対応力を知るためには、実際に利用した人の評判や口コミを参考にすると良いです。業者によっては、不正な手数料を請求したり、廃車手続きを適切に行わなかったりする場合があります。口コミや評判を確認したり、見積もりや契約内容をしっかり確認したりすることが大切です。インターネット上で検索したり、知人や友人に聞いたりしてみましょう。 - サービス内容や特典を確認する。
廃車買取業者はサービス内容や特典によって魅力度が変わります。
例えば、自動車税や重量税などの還付金をその場で支払ってくれる業者や、引き取り日時や場所を自由に指定できる業者などがあります。
自分のニーズに合ったサービス内容や特典を提供している業者を選びましょう。 - 仮に廃車するハイエースが動かなかった場合、無料で引き取ってくれる業者かどうかをチェックしてください。事故車や故障車、価値のない古い車なども引き取ってくれる場合があるので、それも併せてネットから調べるのがとおすすめです。
- 廃車手続きを自分で行う場合は、車検証、自賠責保険証、印鑑証明、委任状等の準備が必要です。また、陸運局での手続きやリサイクル料金の支払い等の手続きを経て廃車とします。それらを業者のほうに依頼した場合、いくらでやってくれるのか事前に調べたり、確認してください。
-
ハイエースの廃車を依頼する業者が、正規の許可を持っているか、廃車手続きを適切に行ってくれるか、不正な手数料を請求しないかなどを確認しましょう。
-
自分が選んだハイエースの廃車をしてくれる業者に対して問い合わせた際に、親切に対応してくれるか、質問や相談に応じてくれるか、迅速に対応してくれるかなどを確認しましょう。迅速で丁寧に対応してくれる業者お勧めの業者です。
-
業者が見積もりや契約内容を明確に提示してくれるか、隠れた費用がないか、キャンセルや変更の条件は何かなどを確認しましょう。できるだけこのページに書いてある内容をもとに、自分で質問表を作って、自分が選んだハイエースの廃車業者に向けて、メールや電話で問い合わせてください。できるだけメールや書面での確認や記録を残しておきましょう。
以上のポイントを参考にして、自分に合った廃車買取業者を選んでください。
次に、安全に依頼するための注意点を挙げます。
- 契約書や領収書をしっかりと確認する。
廃車買取業者と契約する際には、契約書や領収書をしっかりと確認しましょう。
買取価格や手数料、引き取り条件などが明記されているか、追加料金やキャンセル料が発生しないかなどをチェックしましょう。
また、契約書や領収書は必ず受け取って保管しましょう。 - 車検証やナンバープレートを忘れない。
廃車買取業者に車を引き渡す際には、車検証やナンバープレートを忘れないようにしましょう。
これらは廃車手続きに必要な書類や物品です。
また、ナンバープレートは自分で外しておくと良いです。 - 個人情報や貴重品を取り出す。
廃車買取業者に車を引き渡す前には、個人情報や貴重品を取り出しておきましょう。
カーナビやETCカードなどの電子機器や、保険証や免許証などの書類やカード、現金やアクセサリーなどの貴重品は、忘れずに持ち帰りましょう。
以上の注意点を守って、安全に依頼しましょう。
ハイエースの廃車業者を選ぶポイントと安全な依頼のやり方について、詳細に、かつ、具体的に、豊富な具体例や事例を入れて解説しました。
ハイエースは廃車でも高く売れる可能性がありますので、ぜひ廃車買取業者に査定してもらってみてください。
インターネットで簡単に査定依頼ができるサイトもありますので、利用してみると良いでしょう。
4.ハイエース廃車すると入るお金
4.1 ハイエースを廃車して入ってくるお金の計算方法
ハイエースを廃車する場合、以下のような費用や還付金が発生します。
それぞれの費用や還付金の詳細は以下の通りです。
廃車登録手続き費用
廃車登録手続きとは、ハイエースを永久に使用しないことを国土交通省に届け出ることです。この手続きには、以下の書類が必要です。
これらの書類を揃えて、最寄りの運輸支局や自動車検査登録事務所に持参します。手続き費用は、一般的には300円です。ただし、一時抹消登録と永久抹消登録の2種類があり、どちらを選ぶかによって費用も変わります。
- 一時抹消登録・・・一時的に使用しない場合。300円。
- 永久抹消登録・・・完全に使用しない場合。300円+400円。
一時抹消登録は、将来的に再び使用する可能性がある場合に選びます。
この場合、再使用する際には再登録手続きが必要です。
永久抹消登録は、解体や廃棄などで二度と使用しない場合に選びます。
この場合、再使用することはできません。
廃車の引き取り費用
廃車登録手続きをした後、ハイエースをどこかに引き取ってもらう必要があります。引き取り先は、以下のような選択肢があります。
- ディーラーやカーメーカー
- 廃車買取業者
- 解体業者
ディーラーやカーメーカーに引き取ってもらう場合は、基本的には無料です
ただし、新車や中古車を購入する際の下取りとして引き取ってもらうことが前提です。
また、ディーラーやカーメーカーによっては、廃車手続き費用や自動車リサイクル料金などを差し引いた上で1万円程度を支払うこともあります。
廃車買取業者に引き取ってもらう場合は、ハイエースの状態や部品の有無などによって数千円から数万円の買取価格がつく可能性があります。
廃車買取業者は、使用可能な部品を中古パーツとして再利用するため、ディーラーや車販売店で価格がつかなかった車でも買い取ってもらえることがあります。
ただし、還付金に関する説明義務がないため、還付金がある場合は「どの税金・保険料の還付金がいくらあるのか」「還付金も買取金額に含まれているのか」などを必ず確認するようにしましょう。
解体業者に引き取ってもらう場合は、基本的には無料です。
ただし、解体業者によっては、引き取り費用や運搬費用などを請求することもあります。
また、解体業者に引き取ってもらう場合は、自動車リサイクル料金や解体費用などが別途発生することもあります。
自動車リサイクル料金
自動車リサイクル料金とは、ハイエースの廃棄処分にかかる費用を事前に徴収する制度です。この料金は、新車購入時や中古車登録時に支払います。自動車リサイクル料金は、以下の3つの部分から構成されます。
ハイエースの自動車リサイクル料金は、以下の表の通りです。
ハイエースを廃車にする際は、この自動車リサイクル料金が全額返ってきます。ただし、返ってくる方法は以下の2通りがあります。
- ディーラーやカーメーカーに引き取ってもらう場合・・・引き取り時に現金で返還
- 廃車買取業者や解体業者に引き取ってもらう場合・・・廃車手続き後に振り込みで返還
ディーラーやカーメーカーに引き取ってもらう場合は、引き取り時に自動車リサイクル券を提示することで現金で返還されます。自動車リサイクル券とは、新車購入時や中古車登録時に支払った自動車リサイクル料金の領収書のことです。この券を紛失した場合は、再発行手続きを行う必要があります。
廃車買取業者や解体業者に引き取ってもらう場合は、廃車手続き後に振り込みで返還されます。この場合は、自動車リサイクル券を持参する必要はありませんが、以下の書類が必要です。
これらの書類を廃車買取業者や解体業者に提出することで、自動車リサイクル料金が指定した口座に振り込まれます。
解体費用
解体費用とは、ハイエースを解体する際にかかる費用です。この費用は、解体業者によって異なりますが、一般的には数千円から数万円程度です。解体費用は、以下の要素によって変わります。
- 車両の大きさや重さ
- 輸送距離や運搬方法
- 解体方法や処理方法
- 部品の有無や状態
ハイエースは、ワンボックスカーとしては大きく重い車両であるため、解体費用は高くなりやすいです。また、輸送距離や運搬方法によっても費用が変わります。例えば、自走できる場合はトラックでの運搬よりも安くなります。解体方法や処理方法についても、手作業で行う場合は機械で行う場合よりも高くなります。部品の有無や状態については、再利用できる部品が多いほど安くなります。
解体費用を節約する方法としては、以下のようなものがあります。
- 解体業者を比較する
- 見積もりを取る
- 部品を外して売る
- 解体業者に引き取ってもらう
解体業者を比較することで、解体費用の相場やサービス内容を把握することができます。
見積もりを取ることで、具体的な費用や内訳を確認することができます。
部品を外して売ることで、解体費用を相殺することができます。
解体業者に引き取ってもらうことで、引き取り費用や運搬費用を節約することができます。
自動車税の還付金
自動車税とは、4月1日の時点で車の所有者に対して発生する地方税 のひとつです。
車の排気量によって税額が変動します。
廃車手続きには 「一時抹消登録」 と 「永久抹消登録」 の 2種類があります が、どちらを行ったとしても 自動車税は返ってきます。
なお大体の場合は、廃車手続きを実施してからおよそ 1〜2ヶ月後 に返ってくるケースがほとんどです。
廃車手続きを実施すると、手続きの際に提出した印鑑証明書記載の住所宛に、県税事務所から自動で還付通知書が送られてきます。
納税者が、 自分からどこかに還付申請を行う必要はない ためご安心ください。
還付通知書が届いたら、還付通知書と身分を証明できるもの、および印鑑を持って金融機関に行きましょう。
金融機関にて、還付される自動車税が受け取れます。
還付通知書が有効となるのは、 1年間 です。
有効期限をすぎると還付を受けられなくなる 可能性があるため、早めに受け取りを行うようにしてください。
還付される金額が大きい場合は、直接ではなく振り込みの形で受け取ることになるケースも。
その場合は、通知書とともに口座振替依頼書が送られてきます。
口座振替依頼書が届いた場合は、必要事項を記入し印鑑を押してから返送することで口座に振り込まれます。
自動車重量税の還付金
自動車重量税とは、 車の重さによって金額が変動する税金 のことです。
自動車税と違い、納付書類が届くのではなく、 車検を通す際に支払います。
自動車重量税は自動車税とは異なり、 受け取るために手続きが必要 となります。
くれぐれも、手続きを忘れないようにしてください。
車の解体を実施したあと、運輸支局などの窓口へ還付申請書を提出することで、手続きは完了となります。
還付申請書を運輸支局などに提出してからおよそ 2ヶ月半経つと、所轄税務署から還付金が支払われます。
3ヶ月以上 過ぎても還付金が支払われない場合、何かしらの問題が生じている可能性があるため、一度所轄の税務署に問い合わせてみましょう。
受け取り方には、以下の2種類が存在します。
- ゆうちょ銀行の店舗もしくは郵便局で直接受け取る
- 指定した口座に振り込んでもらう
銀行口座に振り込んでもらう形であれば外に出向く必要もないため、楽に手続きを済ませられるでしょう。
ちなみにゆうちょ銀行や郵便局で受け取る場合、所有者以外の代理人が受け取る際には委任状が必要となるため忘れないようにしてください。
自賠責保険の解約返戻金
自賠責保険とは、 車を所有している方が必ず加入する必要のある損害保険 のことです。
対人事故に対してのみ補償 されるもので、 交通事故の被害者を救済するため に用意されています。
自賠責保険は、車を廃車にすれば解約されます。
なお、車の廃車手続きと同時に還付手続きを進めることはできません。
なぜなら、還付は「車を廃車にした」という証明が必要だからです。
そのため、廃車手続きを先に行い、その後に自賠責保険の解約返戻金の申請を行う必要があります。
自賠責保険の解約返戻金は、以下のように計算されます。
- 解約返戻金 = (保険料 ÷ 保険期間) × 残存日数
保険料は、車検時に支払った金額です。
保険期間は、通常2年間です。
残存日数は、解約日から次回の更新日までの日数です。
例えば、2023年4月1日に車検を受けて自賠責保険に加入し、2024年6月30日に廃車手続きを行った場合、解約返戻金は以下のようになります。
- 解約返戻金 = (27,830円 ÷ 730日) × 275日
- 解約返戻金 = 10,483円
このようにして計算した解約返戻金は、自賠責保険会社から指定した口座に振り込まれます。
ただし、振り込み手数料が差し引かれる場合もあります。
また、還付金が1,000円未満の場合は還付されません。
自賠責保険の解約返戻金を受け取るためには、以下の書類が必要です。
これらの書類を自賠責保険会社に郵送することで、申請が完了します。
申請から振り込みまでには、およそ1ヶ月程度かかります。
任意保険の解約返戻金
任意保険とは、 自賠責保険では補償されない事故や損害に対して補償するために加入する損害保険 のことです。
任意保険は法律で義務付けられているものではありませんが、多くのドライバーが加入しています。
任意保険は、車を廃車にする際にも解約することができます。
解約すると、未使用分の保険料が返ってきます。これが任意保険の解約返戻金です。
任意保険の解約返戻金は、以下のように計算されます。
- 解約返戻金 = (保険料 ÷ 保険期間) × 残存日数 - 解約手数料
保険料は、契約時に支払った金額です。
保険期間は、通常1年間です。
残存日数は、解約日から次回の更新日までの日数です。解約手数料は、保険会社によって異なりますが、一般的には2,000円程度です。
例えば、2023年4月1日に任意保険に加入し、年間保険料が50,000円であったとします。
2024年6月30日に廃車手続きを行い、任意保険を解約した場合、解約返戻金は以下のようになります。
- 解約返戻金 = (50,000円 ÷ 365日) × 275日 - 2,000円
- 解約返戻金 = 34,178円
このようにして計算した解約返戻金は、任意保険会社から指定した口座に振り込まれます。
ただし、振り込み手数料が差し引かれる場合もあります。
任意保険の解約返戻金を受け取るためには、以下の書類が必要です。
これらの書類を任意保険会社に郵送することで、申請が完了します。
申請から振り込みまでには、およそ1ヶ月程度かかります。
ハイエースを廃車にする際は、さまざまな費用や還付金が発生します。
4.2 ハイエースは廃車と下取り、どちらが良いのか?
廃車にする場合、解体業者に依頼すると、廃車費用として1万円~3万円の費用がかかります。
また、不動車であれば、レッカー費用などが加算され、10万円近くかかることもあります。
廃車にすると、自動車税や自賠責保険の還付金も受け取ることができません。
下取りにする場合、ディーラーや中古車販売店に依頼すると、新車や中古車の購入時に値引きしてもらえます。
しかし、下取り価格は市場価格よりも低く設定されており、ハイエースの価値を十分に反映していません。
下取りにすると、自動車税や自賠責保険の還付金は受け取ることができますが、それでも廃車よりも得する程度です。
実は、ハイエースを専門に買取ってくれる業者が存在します。
これらの業者は、ハイエースの市場価値を正しく評価し、適正な買取価格を提示してくれます。
また、海外への直売ルートを持っており、日本では廃車でも海外ではまだまだ使えるハイエースを高く買い取ってくれます。
買取にすると、自動車税や自賠責保険の還付金も受け取ることができますし、廃車手続きや引き取り費用も無料で行ってくれます。
以上のことから、ハイエースは廃車や下取りよりも買取にする方が良いと言えます。
ハイエースの買取価格は、年式や走行距離、外装状態やタイヤの損傷具合などによって異なりますが、平均して20万円~30万円程度です。
しかし、ハイエース専門の買取業者であれば、50万円~100万円以上で買い取ってくれることもあります。
具体的な事例としては、
- トヨタ ハイエースバン H16年 CBF-TRH200V 走行距離160,000km 車検有り 動作可 買取価格180,000円
- トヨタ ハイエースバン H9年 KC-LH129V 走行距離200,000km 車検有り 動作可 買取価格350,000円
- トヨタ ハイエースバン H10年 KC-LH113V 走行距離490,000km 車検有り 動作可 買取価格300,000円
などがあります。
ハイエースを買取に出す際には、車種情報を正確に伝えることや、車検証や印鑑登録証明書などの必要書類を準備することが大切です。
また、廃車のおすすめ時期は5月~7月で、自動車税などの還付金の扱いについても事前に確認することが望ましいです。
ハイエースの下取りに出して高額査定がほしい方は、こちらに詳しい情報をまとめているのでご覧ください。
ハイエースで高額下取りを実現する方法とは?高額な査定業者の選び方
5.ハイエース廃車のリスクと危険性、注意点
5.1 ハイエースを自分で廃車にするときのリスクと注意点
自分で廃車にすると、以下のようなリスクや注意点があります。
それぞれのリスクや注意点について、具体的な例や事例を交えて説明していきます。
廃車手続きには時間と費用がかかる
ハイエースを自分で廃車にする場合、まずは陸運局で廃車届を提出する必要があります。このとき、廃車届のほかにも、以下のような書類が必要です。
- 車検証
- 自動車納税証明書
- 印鑑証明書
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 印鑑(実印)
これらの書類を揃えるだけでも時間がかかりますし、陸運局への持参も必要です。また、陸運局では廃車届の受理料として1,200円が必要です。
さらに、廃車届を提出した後は、解体業者にハイエースを引き取ってもらう必要があります。
このとき、解体業者からは廃車費用として1万円~3万円程度がかかります。また、不動車であれば、レッカー費用も加算されます。
レッカー費用は距離や時間帯などによって異なりますが、10万円近くかかることもあります。
つまり、ハイエースを自分で廃車にすると、最低でも1万円以上、最悪では10万円以上の費用がかかることになります。これは非常にもったいないことです。
廃車手続きには必要書類が多い
ハイエースを自分で廃車にする場合、前述したように陸運局で廃車届を提出する必要があります。しかし、それだけでは終わりません。解体業者からも以下のような書類を受け取る必要があります。
これらの書類は、ハイエースの解体処理が適切に行われたことを証明するものです。
これらの書類を受け取った後は、再び陸運局に持参して、自動車登録の抹消手続きを行う必要があります。このとき、抹消手続きの受理料として400円が必要です。
つまり、ハイエースを自分で廃車にすると、最低でも5種類の書類を用意して、2回も陸運局に行く必要があることになります。これは非常に面倒なことです。
廃車手続きには解体業者やレッカー業者の協力が必要
ハイエースを自分で廃車にする場合、前述したように解体業者にハイエースを引き取ってもらう必要があります。
しかし、解体業者を選ぶのも一苦労です。
以下のような点に注意して解体業者を選ぶ必要があります。
- 解体許可証を持っているか
- 解体証明書や環境保全処分証明書などの書類発行ができるか
- 廃車費用やレッカー費用などの料金体系が明確か
- 対応や納期が迅速か
これらの点を確認するためには、複数の解体業者に見積もりを依頼したり、口コミや評判を調べたりする必要があります。
これも時間と労力がかかります。
また、不動車であれば、レッカー業者にハイエースを運んでもらう必要があります。
このとき、レッカー業者も以下のような点に注意して選ぶ必要があります。
- レッカー許可証を持っているか
- レッカー費用やキャンセル料などの料金体系が明確か
- 対応や納期が迅速か
これらの点を確認するためには、同様に複数のレッカー業者に見積もりを依頼したり、口コミや評判を調べたりする必要があります。
これも時間と労力がかかります。
つまり、ハイエースを自分で廃車にすると、信頼できる解体業者やレッカー業者を探すのも大変なことです。
廃車手続きには自動車税や自賠責保険の還付手続きも必要
ハイエースを自分で廃車にする場合、前述したように陸運局で自動車登録の抹消手続きを行う必要があります。
しかし、それだけでは終わりません。
自動車税は、毎年4月1日から翌年3月31日までの1年間分を前納する制度です。
そのため、廃車した時点で未使用期間分の自動車税が残っている場合は、還付申請を行うことで返金してもらえます。
ただし、還付申請は税務署で行う必要があります。また、
以下のような書類が必要です。
- 自動車税納税証明書
- 自動車登録抹消証明書
- 印鑑証明書(所有者のもので発行後3ヶ月以内のもの)
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 印鑑(実印)
これらの書類を税務署に持参して、還付申請書に必要事項を記入し、提出します。
還付申請書は税務署で配布されていますが、事前にダウンロードして印刷することもできます。
還付申請の受理料はありませんが、還付金の振込手数料は自己負担となります。
還付金は約2ヶ月程度で指定した銀行口座に振り込まれます。
5.2 安全に自分でハイエース廃車にするためのアドバイスと専門業者の利用メリット
ハイエースを自分で廃車にする場合は、前述のように手続きや費用がかかります。また、以下のような注意点もあります。
それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
ハイエースの所有者と手続きを行う人が同一である必要がある
ハイエースの所有者と手続きを行う人が同一である必要があります。
つまり、ハイエースの所有者以外の人が代理で手続きを行うことはできません。
これは、ハイエースの所有権の抹消登録やナンバープレートの返納などに必要な書類に、所有者本人の印鑑証明書や印鑑が必要だからです。
もし、所有者本人が手続きを行えない場合は、委任状や委任者の印鑑証明書や印鑑などを用意する必要があります。
ハイエースの解体業者は信頼できるものを選ぶ必要がある
ハイエースの解体業者は信頼できるものを選ぶ必要があります。
つまり、ハイエースの解体処分を適切に行い、廃車証明書を発行してくれる業者を選ぶ必要があります。
これは、ハイエースの解体処分が不適切に行われると、環境汚染や違法な部品流通などの問題が発生する可能性があるからです。
また、廃車証明書が発行されないと、所有権の抹消登録や自動車税や自賠責保険料の還付手続きができなくなります。
信頼できる解体業者を選ぶ方法は、以下のようなものがあります。
- 国土交通省から認可された「指定自動車解体業者」かどうかを確認する
- 口コミや評判などを参考にする
- 複数の業者から見積もりや条件などを比較する
ハイエースの買取価格は事前に調べる必要がある
ハイエースの買取価格は事前に調べる必要があります。
つまり、ハイエースの市場価値や相場価格を知っておく必要があります。
これは、ハイエースを廃車にする前に買取業者に査定してもらうことで、廃車よりも高い価格で売却できる可能性があるからです。
また、買取業者に査定してもらうことで、手続きや費用を代行してもらえる場合もあります。
ハイエースの買取価格を調べる方法は、以下のようなものがあります。
- インターネットでハイエースの相場価格や買取価格を検索する
- 車両情報や写真などを入力してオンラインで査定してもらう
- 複数の買取業者に出張査定や持ち込み査定を依頼する
以上が、ハイエースを自分で廃車にする際に注意した方がいいアドバイスです。
逆にハイエースを自分で廃車にするのではなく、専門業者に廃車にしてもらうメリットは、主に以下の2つです。
- 手続きや費用を業者が代行してくれる
- ハイエースの価値に応じて買取金額が支払われる
それぞれのメリットについて、具体例や事例を交えて説明します。
ハイエースの廃車手続きや費用を業者が代行してくれる
自分で廃車にする場合は、所有権の抹消登録やナンバープレートの返納などの手続きや、解体費用や手数料などの費用を自分で負担しなければなりません。
これらの手続きや費用は、時間や労力がかかるだけでなく、約10,000円~30,000円程度の出費となります。
しかし、専門業者に廃車にしてもらう場合は、これらの手続きや費用を業者が代行してくれます。
つまり、自分で陸運局や税事務所などに行く必要がなく、解体費用や手数料も無料または安価で済みます。これにより、時間や労力を節約することができます。
例えば、「カーネクスト」という専門業者では、以下のようなサービスを提供しています。
- 手続き:所有権の抹消登録やナンバープレートの返納などの手続きを全て代行してくれる
- 費用:解体費用や手数料は無料であり、自動車税や自賠責保険料の還付手続きも代行してくれる
- 引き取り:ハイエースを自宅や指定場所まで無料で引き取ってくれる
ハイエースの価値に応じて買取金額が支払われる
自分で廃車にする場合は、ハイエースをただ捨てることになります。
しかし、ハイエースは国内外で需要が高いため、部品や資源として価値があります。
そのため、専門業者に廃車にしてもらう場合は、ハイエースの価値に応じて買取金額が支払われます。
つまり、ハイエースをお金に変えることができます。
専門業者はハイエースの状態や年式などを査定し、適正な価格を提示してくれます。
これにより、ハイエースの廃車費用を回収することや、利益を得ることも可能です。
例えば、「カービュー」という専門業者では、以下のようなサービスを提供しています。
- 査定:ハイエースの車両情報や写真などを入力すると、オンラインで査定額を教えてくれる
- 買取:ハイエースの査定額に納得したら、出張査定や持ち込み査定を依頼できる
- 支払:ハイエースの買取が成立したら、現金や振込で即日支払われる
以上が、ハイエースを自分で廃車にするのではなく、専門業者に廃車にしてもらうメリットです。
ハイエースを廃車にする場合は、自分で手続きや費用を負担するか、専門業者に依頼するかを慎重に検討しましょう。